みなさんこんにちは!
たこすけ(@takosukeeigo)です
私は日本企業で働いていますが、海外支社と英語でTV会議をしたり、年に数回海外出張します
そのため、ビジネス英会話のスキルを上げるために、テキストで勉強してきました
今回は私がこれまでに使用したビジネス英会話の教材について書きます!!
みなさんはビジネス英会話の教材選びに困ったことはありませんでしょうか?
たこすけは英会話教室に言われるがままに購入・・・
ちゃんと選ばなあかんで!!
私は今までに、オンライン英会話レッスンの教材として、5冊のビジネス英会話テキストを使ってきました
今回はその全5冊のレベル&おすすめポイントを紹介します!!
この記事はこんな方におすすめです
・ビジネス英会話の勉強を始めたばかり!!
・ビジネス英会話の教材を買いたいけど何が良いのかわからない!!
・本屋でいろいろ比べる時間が取れない!!
初級編
まずは初級編です!!
私が使った中で一番やさしい内容だったのはこれです
①『会社で使う英会話』(ベレ出版)
このテキストには、挨拶、アポイントメント、訪問、会議、プレゼン、電話、海外出張、世間話などの日常的なビジネスシーンが複数の登場人物による会話形式(ダイアログ)で描かれています
さらに、各項目について、便利な表現集のページがついています
これを使ってダイアログに出てこなかった表現を勉強することができます
付属のCDには、ダイアログと便利な表現の両方の音源が入っており、スピードはゆっくり目なので初心者にとってはなじみやすいと思います!!
最大の特徴は、『無駄のなさ!!』
これからビジネス英会話を始める方が、『ここを抑えとけばとりあえず大丈夫!!』という内容になっています
普段日本で働いていて、たまに外国の方と話をするくらいならこの一冊でほぼカバーできそうです
ふたつめはこれです!!
②『実践ビジネス英会話』(ベレ出版)
このテキストは①『会社で使う英会話』によく似ていますが、少しレベルが上がります
といっても難しい単語は多くないのでご心配なく!!
このテキストにも、挨拶、アポイントメント、会議、プレゼン、電話、世間話などの日常的なビジネスシーンがダイアログで描かれています
ただ、全体的に会話が一歩踏み込んだ内容になっています
例えば①では初対面の会話で、『お会いできて良かったです』でさらっと終わるところが、②では名刺を渡すところまで描写されていたりします
さらに、①『会社で使う英会話』にはない、『上司、部下、同僚との会話』が収録されています。
人事評価の面談シーンなんかもあり、現地(海外)で働くことも想定されています
このように、『実践ビジネス英会話』はやさしい内容ながらも、その名の通り実践的な内容です
①『会社で使う英会話』を一見して物足りないと感じる方は、本書から入ってOKだと思います!!
中級編
ここからもう少しレベルアップということで、中級に分類しました
③『世界とたたかうビジネスパーソンのための英語の使い方』
(IBCパブリッシング)
このテキストも、①②と同様に『ダイアログ』と『便利な表現』で構成されます
ただ、各章を見ていくと、『グローバルマネージャーになる』、『問題解決への協力体制を作る』など、マネージャーとして仕事をしているシーンが中心になってきます
それゆえ、単語や表現は難しくなり、会話の一文が長くなってきます!!
また、本書の特徴として、ダイアログの前に『悪い例』という項目があり、『こんなふうに言ったらだめですよ~』というのを丁寧に解説してくれます
やりそうな失敗を先に紹介してくれているというわけです
悪い例のダイアログはCDに入っていませんのでご安心を!
さらに、『便利な表現』のページでは海外の文化やビジネススタイルについても解説があり、読み物としておもしろいです
たとえば初対面のシーンでの、What should I call you?という表現の解説には、『北米のビジネスパーソンはファーストネームで呼び合うことを好む傾向がある』といったプチ情報が入っています
こういう情報があるので私は結構おもしろく読むことができました!!
先に書きましたように、レベルは少し高めなので、ビジネス英会話をまったく勉強していない方は、先に①か②のレベルの教材を一通り勉強してからのほうが本書を活用できると思います!!
4番目はこれです!!
④『即戦力がつくビジネス英会話 基本から応用まで』(DHC)
本書はNHKラジオの『ビジネス英会話』テキストがもとになっているそうです
それだけあって、ダイアログと解説のクオリティは高いです!!
また、特徴は何といってもそのボリュームです
レッスン52まであります(笑)
レベルとしては、③『世界とたたかう~』よりもさらに実践的な内容で、難しめの単語も結構出てきます
正直に言うと、ダイアログの日本語を読んでも一回で理解できないことがあります。
例えばこんなのです↓
『高杉さん、お伺いしたいのは先方が提案している不可抗力条項では、当社の納入業者が納期を守れなかったがゆえに当社が買い手の注文に応えられなくなったケースでは、われわれが保護されないように思われることです』
いや、一文が長い!!
あと不可抗力条項ってなに??
こういうのがバンバンでてきます
ただ、これは著者があえて学習用に手を加えず、リアルな会話をそのまま収録しているからだ、と前書きに書かれています
これを読んで、確かにそうだなと納得しました。。
かなり小慣れた表現も勉強できますので、③『世界とたたかう~』を終えてまだ余力のある方には挑戦する価値がある一冊だと思います!!
この一冊がマスターできれば現地でもかなり通用するはずです
中級ながらも、『集大成』のレベルだと感じました
上級編
私が勉強した5冊の中で一番難しかったテキストを紹介します!!
⑤『即戦力がつくビジネス英会話2』(DHC)
④『即戦力が付く~』ではビジネス英会話の標準的な項目を取り上げていることに対し、本書ではよりフランクなやりとりを勉強することがコンセプトになっています
社内、社外の人物とのやりとりやプレゼンといったビジネスシーンを取り上げているのは、①~④と共通しています
一方で、①~④とまったく違う点として、落ち込んでいる同僚を元気づける、皮肉を言う、言い争いをする、といったイレギュラーなシーンが多く描かれています
これが本書の醍醐味といえます!!
標準的なビジネス英会話をある程度マスターした状態で、実際のビジネスで考えうる様々な状況で『より深みのある表現』を出すことに挑戦したいという方にマッチする一冊です
逆に言えば、ビジネスで英語を使う機会はあるけど、外国人とそこまで深く接することはないという方は、『ここまでは求めていない』と感じるかもしれません
そんなわけで、本書は上級編に分類させていただきました!!
まとめ
今回は、私が勉強した5つのビジネス英会話テキストについて紹介しました
もう一度ポイントだけまとめてみます
テキスト | 難易度 | おすすめ度 | コメント |
①会社で使う英会話 | ★ | ★★★ | ビギナーがまず抑えるべき一冊 |
②実践ビジネス英会話 | ★★ | ★★★★ | 海外赴任も意識した一冊 |
③世界とたたかう・・・ | ★★★ | ★★★★ | 日本語での解説が充実 |
④即戦力がつく・・ | ★★★★ | ★★★ | 教科書的でない、リアルな会話 |
⑤即戦力がつく・・・2 | ★★★★★ | ★★ | 『フランクな会話』がコンセプト |
こんな感じになりました!!
海外赴任まで時間がない、という方は②を集中的に使うのがいいのではと思います!!
ぜひ参考にしてくださいね~
今日もお読みいただきありがとうございました!!